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「所有する」ということ

3歳児くり(男)が、保育室で自分で工作した千歳飴入れ(手形スタンプつき)に
千歳飴を1本入れてもらって、興奮して帰ってきました。

「飴!飴がね!あめが!」

あー、長いあめ生まれてはじめてですよね、くりさん。
長いのすきですねー。剣でも太鼓のばちでも、はい。あめだねーーー♪

昨日お菓子がたくさんあったのでそちら先に食べてたら、
今朝「千歳飴食べた?」って聞かれたんですって。

あ、いけねえウチ豊かすぎて保育室の飴尊重しなかった、ごめんごめん。
いやむしろちょっと長いまま飾っときたいなと。

すぐ食べたらおしいじゃん?こういうのって。

・・・って、私子供の頃から、「とっとく派」だったことに気づく。
とっといてもいいけど、すぐ食べてもいいよ。うん・・・


で、今夜わけました。4等分です。
エキサイトすると長いのを口にくわえて歩き回る性質の息子ですので、
ぜったい元の長さはナシ。安全保障的に。
で、分けるにしろ占有するにしろ、どっちに転んでもお母さんは4等分するんですけど。

こういうのはまず、くりの所有物ですので、確認。
「お父さんとお母さんとまめねえに分けていい?」

およそ3ヶ月前くらいから、「わけていい」というようになりました。
つまり「占有する。たっぷりする。誰にも取られない!もし取られそうになっても、
母ちゃんは俺を支持して俺の占有を守ってくれる!」
という確信プロセスを経たということになります。
意識的に保障しつづけてれば、くりはこのプロセスはせいぜい1年がとこで完了だったかな。

続いて、「じゃあ長いのぽっきんしてわけて」と渡します。
自分が全部食べる、という場合でも、
「長いままお口にくわえるとお喉つっこーんするからぽっきんして」と要請します。
自分で分けられる硬さのものではありません。
でもまず体験しなければ。だって彼の所有物ですから本来。持ち主が分けます。
で、くにょーっと曲がっても折れませんので、
「お母さんが折っていいか?」を聞いて、承諾を得たら、自分で折ってみます。
「あーー。ちょっとちょっきんしてくるわーーー」
ここでやっと、キッチンバサミです。

この冗長なプロセスをかならず踏みます。まめは省略しても大丈夫な子ですが、
くりは、どっかにルール違反があると壁に頭を打ちつける男でしたので、
いまだにきちんとやります。

これ、あの昔有名になった『7つの習慣』で、スティーヴン・コヴィー博士が
自分ちのエピソードとして出してるアレ。

子供の誕生日のプレゼントを、子供の友達が触りたがったんで、
世間体(”分かち合うべき”)からコヴィー博士は子供の同意を得ようとするが、
所有するという体験をまだまだたっぷりする途中の時期の子供が聞くわけがない。
で、むりくり引ったくってよその子たちに渡しちゃって、最悪な気分に。。。というアレ。

ここでのベストはこう。
「今日はこの子の誕生日で、これはこの子へのプレゼントなんだ。
だからおじさんがかわりに、とっておきのすっごい宝物を
君たちに触らせてあげる。それでいいか?」
アンモナイトの化石だって、大リーガーのサインボールだって、
飛行機の模型だって何だっていいんス。かわりのものであれば。

誕生日プレゼントを他人に触られるなんて、「所有プロセス」経過中の子供には
地獄のようなもの。「俺のじゃなくなる!!」感でパニクりますって、普通。
はじめて見る特別な俺のおもちゃが!他人に触られるなんて!ねえ。
渡したら渡したで、みんな大興奮して持ち主に返しませんもん。絶対。

児童館なんかの遊び倒したおもちゃでさえ「占有上等!」をやる必要があります。
とくに2歳前後から、私と一緒のときには、友達がおもちゃ奪いに来るのを、
わざと母ちゃんが立ちはだかるという芝居くさいことをやってみせます。
どーせ保育室では弱肉強食にもまれてますから、一緒のときぐらい100%味方です。
「これは今、くりが使ってるんだーーー。こっちだったらどうかな??」
どうしてもほしいというと、こうです。
「じゃあ、じゅんばんこだねーーー」
テキは数かぞえの歌で「おまけのおまけのきしゃぽっぽー、ぽーっとなったらかわってよ、ぽっぽー」
をやったりします。一巡してくりが「渡すのやだ」ったら、さてどっちの味方でしょう!?

くりです。断然くりです。うちの子供の所有プロセスを100%保障です。
「あー悪いねーー、もっかいじゅんばんこの歌うたってくれる--?」とやります。
その子のそばにお母さんがいても大丈夫です。「ちょっと、もう交代でしょう??」
なんて言っちゃうお母さんには会ったことがありません。
くりもここまで保障されると、歌二巡か三巡でだいたい渡します。

これは行動にどういうメッセージを入れているかというと、
・母ちゃんは俺のストレスフルな状況を見切っている
・母ちゃんは俺がしたいことをダメって言わない
・母ちゃんは俺が遊びたいもので俺に遊ばせてくれる
・母ちゃんはよその子より、俺を大事にしてくれる
・母ちゃんは俺とよその子の境界線を守ってくれる
たかが3分ほどのエピソードの中にこれだけ詰め込めるわけです。くりにはだいぶ安心です。
脅威がなければ人間すくすく成長しますから、
自分からハイって貸すまで、そうそう何年もかかりません。

おっと、飴の話にもどります。

持ち主だったはずのくりに、
お母さんも家族も「うわーくりの飴おいしいなあー、ありがとう」
なんて言やーしないでぺろりと食べちゃいます。

ここはまだ、母ちゃん100%自己尊重が育ってませんのでスルーしてます。
むしろログるまで気づかなかった。振り返りって大事~~

母ちゃん自身がほしい物全占有プロセスを完遂したらば、たぶんこうなる。
母ちゃんがみんなに与えたとき
「ちょっとーー。母ちゃんにお礼は??」
この動きが出てきたら、派生して
「分けてくれた人にはお礼をーーー」が家の中でもできるはずです。
そして、”家で倣いは外で出る”状態でプロセス完了です。
だって母ちゃん長女で「我慢しい」だし、みんなにずっと分けてきたし、
みんなそれ当然みたいに取ってきたし、お礼なかったし。ねえ?

何かを「所有する」という動きの中で
自己尊重と自他境界線について追っかけてみました。ちゃんちゃん♪


あとそうそう!
「長い飴」がよっぽど強烈な感情を伴っていたらしく
(はげしいヨロコビなんでしょうね)
4つにきった飴を口に入れたあとで、くりってば
「あれ?長い飴は??」といいながらウロウロ。

質量保存の法則「切った飴と長いままの飴は同時存在しない」は、もっと後年なのか??

3ヶ月の間に3つほど、前のエピソードを忘れてるなー、こいつ記憶いいのになー、
ということがあったのですが。

あ、もしかすると前の記憶のヨロコビが強すぎて。

「優劣の法則」によって強い感情を伴う記憶が書き換わっていませんかね?

長い千歳飴。。。くりの心の中で生き続けているのか・・・?(笑)

こういうとこで、「長いのよかったよねえーーー」と余裕で共感できるほど
うちの家族成熟してませんので、かわいそうなくりは笑われました。ゴメンよ。
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子育てと詩

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